ED治療薬の服用に際して、一番注意が必要なのは狭心症の治療を受けていらっしゃる方です。
狭心症の治療薬であるニトログリセリン(硝酸剤)は、ED治療薬と一緒に服用してはならない「併用禁忌薬」です。
これはバイアグラ、レビトラ、シアリスすべてに共通します。
ニトログリセリンには血管拡張作用があるため、ED治療薬と併用すると、過度に血圧が下がる危険性があります。
これは飲み薬に限らず、舌下錠、貼り薬、吸入薬、注射、塗り薬、スプレーなどすべてが該当します。
またレトビラの場合はニトログリセリン系のみならず、水虫などのカビによる感染症治療に用いられる内服の抗真菌薬や、抗不整脈薬なども含まれます。
いずれにせよ、自分の勝手な判断は禁物です。必ずお医者さんの判断を仰いでください。
一方、ED治療薬の服用に対する不安をお持ちの方もいらっしゃいますが、基本的に副作用の心配はありません。
特に、「ED治療薬の服用は心臓に負担がかかるのでは?」という懸念はまったく不要です。
ED治療薬を服用すると、体のほてりを感じたり、心拍数や動悸が増えることがありますが、心臓に負担がかかっているわけではありません。
またニトログリセリンなどの併用禁忌薬とは異なり、糖尿病や高血圧の治療薬と併用することも基本的に問題ないとされています。
但し、安全かつ本来の効果を発揮するよう服用するには、年齢や体調、持病の有無などにより、薬の種類や組み合わせ、摂取量が異なります。必ず医師の指示に従ってください。
ED治療薬は毎日欠かさず飲まなければならないというものではありません。基本的には性行為の約1時間前、空腹の状態で服用するのが効果的とされています。
また適度なアルコールとの併用はリラックス効果により、よい効果をもたらす場合がありますが、一定量以上の飲酒は逆効果になる場合が多くなります。
ちなみに、バイアグラやレビトラは作用時間が4~5時間なのに対して、シアリスは30~36時間効果が続くとされ、人気も高まっています。
但し繰り返しになりますが、どの薬をどの分量で飲むべきかはケースバイケースです。
必ず医師に相談の上、服用する薬を決めてください。まちがっても、3種類を同時に服用したりしてはなりません。